涙をありがとう(ロケ:ジェームス山)

1965年4月29日公開 制作・配給:日活 上演時間ほか:カラ-/83分      出演:高橋英樹・西郷輝彦・和泉雅子・山本陽子

ミナト神戸を背景に拳銃密売団をめぐって高橋、西郷の男の友情をダイナミックに描く。

【内容】

倉橋英也は三年ぶりに故国日本の土を踏んだ。七年前刑事の父が、病身の母を置いて事件を追う姿に義憤を感じて、母の死後家を出たのだった。父の同僚であった結城が経営するバー“コンドル”に寄った英也は、店で歌を唄う輝夫が、地廻りの沢島組の子分インネンをつけられていたのを助けた。輝夫は逞しい英也に憧れた。その頃英也の父は、港に流れている拳銃の密売ルートを探っていた。張り込みで沢島組の現場をおさえた倉橋刑事は、逮捕寸前時野の銃弾に倒れた。英也は仇はきっととってやると決意した。輝夫の勤める自動車修理所に、スポーツカーに乗ってやって来たマユミと意気投合した輝夫は、スポーツカーでドライブに出た。マユミの姉美知子は沢島の情婦であった。そしてこの車は倉橋刑事殺害の折に使用されたものであった。事件の発覚を恐れた沢島は、輝夫に組に入るよう説得した。一方英也は父を射った拳銃ワルサーP38を追っていた。沢島組にあるという情報を聞いた英也は、沢島組に用心棒として入った。その頃輝夫の姉俊枝の恋人伍郎は出獄した。当日伍郎を沢島組の時野らが出むかえ、組に入ることを拒否した伍郎は時野らに殺された。悲しみにくれる輝夫に時野は英也が犯人だとふきこんだ。醜いやくざの世界にいや気がさした輝夫を、沢島は英也に始末するよう依頼した。輝夫と対決した英也は、輝夫から父の下手人は沢島であると聞かされ、単身沢島組に乗りこんだ。一方沢島も英也が倉橋の息子だと知って愕然とした。沢島は英也の始末を殺し屋に依頼すると、取引先の別荘に車を走らせた。英也は輝夫をつれて別荘に着くと、父に代わって拳銃を沢島に浴びせた。これで拳銃の密売ルートも壊滅した。

ロケ地:塩屋 ジェームス山


「ジェームス山塩屋ハウス」で粋に暮らす♪~只今満室中~

垂水区の塩屋は、六甲山と海が最も近くにある、温暖で風光明媚なまち。駅の北側には明治に外国人居留地の置かれた閑静な住宅地が広がるエリアです。戦争の被害から免れたことで現在も「旧グッゲンハイム邸」や「旧後藤邸」、「ジェームス邸」などの古い建築物も見どころ。駅周辺の路地には昔ながらの商店が残り、駅から少し歩いた場所に、個性豊かなお店が見られます。そんな素敵なまちであなたも暮らしてみませんか?

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